このページのトップ

株式会社アクト・コンサルティング

経営コンサルティング
HOME » 教育プログラム » IT戦略・業務革新推進者向け » グローバル・コラボレーションを推進する「衆知結集方法論」修得コース

グローバル・コラボレーションを推進する「衆知結集方法論」修得コース

 

社内SNSやノウフーデータベースなど、コラボレーションの環境を整え、グローバルグループの知恵を結集して、イノベーションを加速しようとしている企業は多いと思います。この場合、コラボレーションするメンバーの間で、コミュニケーションのプロトコルを合わせることが、重要となります。ただし、コミュニケーション・プロトコルは、単に議論をスムースに行うために定義するのではありません。コミュニケーション・プロトコルを突き詰めることで、イノベーションの成功確率を高めることが可能となります。

例えば離れた拠点で、業務改革方法を議論する場合、1)目標、2)達成課題、3)革新策、4)作り上げるシステム、といったプロトコルがあれば、最初から担当者が、このプロトコルに沿った仮説を作り、これをネットワーク上で公開し、メンバーが建設的に批判する、新しいアイデアや視点を提供するといったことが可能となります。メンバー間で、推進プロセスやアクティビティーといった、作業方法を共有するだけでは、コラボレーションは難しい。検討する中身を定義することが重要です。

実は、ここで定義するプロトコルは、単にコミュニケーションをスムースに行うためだけではなく、イノベーションの成功確率を高めるために重要となります。プロトコルは、これさえ明確化できれば、命題は解けるという、「創造すべき項目」、「自問自答すべき項目」です。弊社ではこれを、「RQ(ライトクエスチョン:正しい質問)」と呼んでいます。例えば、読書感想文を、「粗筋」と「感想」というプロトコルで考えても、イノベーションの達成は難しいと思います。ところが、「これまで誰も行ったことが無い新しい物語の解釈」というRQを定義できれば、いろいろなアイデアが出てくるはずです。

本教育では、ビジネスモデル改革、新事業開発、業務改革、承認獲得、拡販などの命題ごとにRQを用意し、RQに基づく初期仮説の構築、衆知結集の方法を修得します。また、RQに基づいて、日々世の中の事例を蓄積し、メンバー間で交換し合い、知見を拡充し続ける方法を修得します。そして、自ら命題に対してRQを創造・定義し、コラボレーションをリードするスキルを獲得します。

  • 教育カリキュラム(2日間)


  1)主要な命題別のRQの理解(ビジネスモデル改革、新事業開発、業務改革、承認獲得、拡販、・・・)
  2)RQに基づく初期仮説構築方法
  3)衆知結集方法(初期仮説に対する建設的批判、視点論点出し、アドバイス)
  4)RQに基づく知見共有・拡充の方法(メンバーごとの日々の努力、システム上での共有方法)
  5)RQの定義をスタートとしたグローバルコラボレーションのリード方法
  6)実践演習

株式会社アクト・コンサルティング
Copyright © Act Consulting. All Rights Reserved.