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IT化構想の策定と実行支援

経営課題の解決を目的としたIT化サービスの分野では、これまで「サービス」という概念で業務モデルやIT化のプロセスを捉えることはありませんでした。サービスの視点からお客様の個々の業務をとらえ、その連鎖によって最終顧客に至るサービスを明らかにし、業務のあるべき姿を描くことが先決です。IT化の目的を鮮明にし、関係者で合意することがIT化の出発点です。

その上で、IT化の目的を達成するために、必要とされるITシステム、運用・メンテナンス、組織・体制、業務運用ルールなどの機能を検討する、という二段構えのアプローチが必要です。それらが実現され、活用されて始めてお客様の目的価値の実現に繋がります。

アクト・コンサルティングは、IT化サービスの設計事務所として、お客様の目的価値を実現するIT化構想の策定と実現をお客様の視点に立って支援しています。

1)現状分析支援

経営者、中間管理職、現場が議論する「場」を作り、そこで得られた業務知識・問題点・課題を設計事務所が咀嚼し、組織の役割を明らかにし、現状業務の全体像を描きます。

2)将来像の策定支援

次に現状分析で明らかになった業務を「機能」要素に分解し、最適配置した将来像を描きます。これを意思決定者、関連部門キーマンと議論し、経営方針、部門の方向性を確認します。この作業を通じてお客様の目的価値を明らかにし、併せて、業務改善・改革のポイントと検討課題(業務課題、シンクロ課題、IT課題)を明らかにします。

3)IT化計画の策定

将来像実現に向けたIT活用を検討し、IT化のコンセプトを定め、ロードマップを描きます。その上で、目的価値をITが提供する機能価値に展開し、IT化計画に落とします。
各作業の区切りでは経営層を交えた報告会を行い、確認を取りながら次ステップに進めます。この報告会を実質的なオーソライズの場として活用しています。

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