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「IT戦略策定スキル」 修得コース
今や情報システムは、戦略実現、企業価値増大のために無くてはならない手段です。そのため、どのようなITテーマを設定するか、どのような優先順位で投資するか、どのような体制・リソースで推進するか、ITと共に業務をどのように革新するかを決める「IT戦略」が、益々重要になっています。
IT戦略の検討には、以下の視点が必要です。
- ユーザーのIT中期・年度計画に基づき、テーマを明確化する。
- ビジネスの戦略・計画の中から、業務量変化や地域的広がり、業務遂行方法の変化を読み取り、これらを支援するテーマを明確化する。
- ビジネスの戦略・計画の中から、重点課題を読み取り、これを解決するシステムと業務革新のテーマを明確化する。
- システム化が遅れている分野で、リターンを上げるテーマを設定する。
- 現場の問題や要望の中で、その改善が大きなリターンを生み出すものを見出し、テーマとして明確化する。
- 顧客と競争相手や先進異業種、あるいはグループ内の他事業会社とのベンチマークから、重点革新領域をテーマとして明確化する。
- ITガバナンスやグループ全体最適の観点から、システム化や業務革新のテーマを明確化する。
- 以上のテーマのリターンや実現性などを評価し、優先順位とリソース配分を決定する。
アクト・コンサルティングでは、上記視点のすべてに対し、実態把握、重点領域の設定、IT戦略仮説の構築、現場と競争相手や顧客、先進事例の調査による検証、目標設定、経営幹部や関係部門の合意形成・承認獲得、実行計画策定までを網羅する、IT戦略策定スキルの教育を実施しています。
受講して頂きたい方
- 一般企業の経営者、CIO、経営企画部門、IT企画部門の責任者、管理職
- ITベンダーの経営者、コンサルタント、営業部門責任者、管理職
教育内容
1)集合教育・・・3日間の集合教育によって、以下の技術を修得
- 1日目
- 対象事業会社や組織の、戦略と内外環境の理解方法
- 現行システムの実態把握方法
- キーマンインタビュー方法
- IT戦略仮説構築方法
- 2日目
- 仮説検証課題明確化と社内外の調査方法
- システム・ベンチマーク方法
- 仮説検証に基づくIT戦略策定方法
- 3日目
- IT戦略テーマの評価方法
- 意思決定・合意形成の支援方法