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人材育成向け「ハイパフォーマー育成」コース

弊社では、10年以上に渡るハイパフォーマーの調査研究とコンサルティング実績をもとに、ハイパフォーマーを育成する教育プログラムを開発し、大手企業を中心に、グローバルな企業成長達成の一手段として提供しています。

ハイパフォーマーの能力の源泉は、2つのスキル領域にある

ハイパフォーマーの秀でた能力は、以下の2つのスキル領域によって生み出されています。

1.プロフェッショナル・ノウハウ

ハイパフォーマーは、秀でた成果を上げるための思考・行動方法、業務遂行の基本となる考え方を、「短い言葉」に集約して心に留め、これを常に実践しています。この短い言葉は、「プロフェッショナル・ノウハウ」として体系化し、教育や標準化によって組織内に普及させることできます。

2.ノウハウマネジメント・スキル

ハイパフォーマーは、上記「プロフェッショナル・ノウハウ」とは別に、これらのノウハウを生み出し、活用し、部下に伝えるスキル(ノウハウマネジメント・スキル)を持っています。弊社では、この「ノウハウマネジメント・スキル」を方法論として体系化し、教育・普及することで、一般社員のノウハウ創造・活用・指導力を高めます。

1.経営幹部候補者教育 ・・・ 候補者の内省を支援しノウハウを共有する

経営幹部候補者を選抜し、高度な教育と挑戦的な仕事へのアサインメントを行うことで、早期にグローバルリーダーを育成している企業は多いと思います。この仕組みで経営幹部になった人財の追跡調査によって、1)挑戦的な仕事の中でブレークスルーした経験(自信)と、2)この経験を内省して得られたノウハウの2つが、経営幹部としての成果をあげることに、大きく貢献しているということが分かりました。ところが多くの企業は、「経験を内省してノウハウを創造し、これを次の挑戦的な仕事で使う」ことに関しては、候補者の個人任せにしています。
弊社では、経営幹部候補者を定期的に集め、新たに成し得たブレークスルーを確認し、内省を支援してそこから得られるノウハウを明確化し、これを候補者間で共有するという、「ノウハウ拡充会議」によって、内省を見える化し、ブレークスルーとノウハウ獲得の量を増やし、より多くの候補者をより早く育成する支援を行っています。
「ノウハウ拡充会議」では、候補者の誰が、どのようなブレークスルーを実践し、そこで何を得たか明確化することができます。この情報を基に、候補者の育成状況のモニタリング、的確な支援・指導が可能となります。

2.階層別教育 ・・・ ノウハウをマネジメントできる人財を育成する

1)新人、一般社員教育

「気付きを基に内省し→ノウハウを仮説し→実行して成果を上げ→ノウハウを完成させる」という、ハイパフォーマーが持っている「学ぶ力」を、すべての社員に修得させます。合わせて、定期的に同格社員を集めた会議を開き、気付き・ノウハウ仮説・実行・ノウハウ完成の結果を交換・共有することで、自分自身の学ぶ力が、同格社員の中で十分なのか不足しているのかポジションを認識させ、これをエンジンに、学ぶ力の更なる修得強化を進めます。

2)管理職教育

管理職向け教育では、上述の新人・一般社員向け「学ぶ力」に加えて、「意図して必要なノウハウを獲得・創造する力」、「生み出したノウハウを同僚と交換し切磋琢磨する力」、「自分が任された組織に必要なノウハウを特定しこれを組織に定着させる力」を修得します。これらによって、自分と自分の組織の能力を、急速に高めることができます。

3.部門(機能)別教育 ・・・ ハイパフォーマーのノウハウを体系化し組織に普及させる

ハイパフォーマーのノウハウは、「方法論」のフレームワークを用いて体系化することができます。方法論のフレームワークとは、「コンセプト」、「メソッド」、「プロセス」、「ツール」です。ノウハウマネジメント・スキルを身に付けた弊社コンサルタントが、部門ごとにハイパフォーマーのノウハウを抉り出し、教育プログラムと標準プロセスとして体系化します。これら教育の実施、標準プロセスの普及徹底によって、ハイパフォーマーと同等な成果を、組織全体で達成することが可能となります。

4.人材育成制度の高度化 ・・・ 育成制度にハイパフォーマーのノウハウを組み込む

ハイパフォーマーのノウハウを体系化し、人材育成制度に組み入れ、ノウハウ教育、実践、評価、修得のサイクルを確立し、社員全員をハイパフォーマーに向けてレベルアップすることができます。ノウハウ体系化では、まず組織機能、人財レベル別に、ハイパフォーマーのノウハウを体系化し、ノウハウ・ブックとしてまとめます。また、体系化したノウハウの、企業戦略や中長期計画に対する適合度、一般社員の能力との比較を行い、企業として普及すべき重要ノウハウを確定し、人財レベル別達成水準を定めます。これらを、既存の人材育成制度に統合し、すべての社員に、重要ノウハウを計画的に身に付けさせる、人財育成を開始します。
ノウハウは、コンピテンシーモデルの行動特性とは違い、成果を上げる方法を明確にします。ノウハウ体系化と人財育成制度への組み込みによって、一人ひとりの社員が、ハイパフォーマーに近づくために何をどのように進めるべきか、認識することができます。これによって、自立的なノウハウ実践・獲得努力を引き出すことが可能となります。

まずは、事例研究会からスタートします。

貴社人財育成部門の責任者に対し、弊社プログラムの実践事例を紹介する「事例研究会」を開催します。お気軽にお申し込み下さい。

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